コンデンサーは、ディストリビューターの接点ブレーカーポイントに接続された小さな電気機器です。
プラグに鮮明な火花を与えるのに役立ち、コンタクトブレーカーポイントの侵食を遅らせます。
ポイントがひどく侵食されており、一般的な点火チェック(高圧回路のチェックを参照)によって他の原因が排除された場合は、コンデンサーの故障が疑われます。
コンデンサーは、ディストリビューターの外側、またはコンタクトブレーカーのベースプレートの内側に取り付けることができます。数台の車では、ディストリビューターの近くの配線に取り付けられています。ほとんどの場合、簡単にアクセスできますが、アクセスが不十分な車では、ディストリビューターを取り外す必要がある場合があります(ディストリビューターの取り外しと取り付けを参照)。
小さなネジを取り付けるには、磁気ドライバー、またはドライバーブレードにグリースを少し塗ると便利です。
内部に取り付けられているコンデンサーの交換は簡単です。ただし、以前のタイプのコンタクトブレーカーでは、端子ポストを正しく再組み立てするように注意してください。
ディストリビューターキャップのクリップを外して取り外します。ターミナルポストナットを緩めます。プラスチック製の絶縁ワッシャーとリード線をポイントとコンデンサーに持ち上げて外します。コンデンサーをベースプレートに固定しているネジを外します。
ディストリビューターを再組み立てするときは、プラスチック製の絶縁体の下にリード線を取り付けるように注意してください。
その上で交換すると、ポイントがアースされ、点火が機能しなくなります。
固定ネジをしっかりと締めます。コンデンサーもアースされます。
フォードモータークラフトとACデルコのディストリビューターのコンデンサーは内部にあります。
キャップのクリップを外し(一部のAC Delcoタイプでは、キャップはネジで固定されています)、取り外します。フォードディストリビューターで、端子ネジを緩め、スペード端子を引き出します。
コンタクトブレーカースプリングを押して解放することにより、ACデルコタイプのコンデンサーリードを外します。コンデンサー固定ネジを外し、ユニットをベースプレートから持ち上げます。
日本デンソー、三菱、ボッシュ、デュセリエのディストリビューターのコンデンサーは外側に取り付けることができます。
ACデルコ外部に取り付けられたコンデンサーの取り外しは簡単な操作で、ディストリビューターキャップを取り外す必要はありません。
これらのタイプでは、コンデンサーのリード線を外部端子から解放し、1本の固定ネジを外すことでコンデンサーを取り外すことができます。
ボッシュのディストリビューターではコンデンサーは外部にありますが、ディストリビューターキャップ、ローターアーム、凝縮シールドを取り外す必要があります。
ボッシュ